フリーエロゲ制作所情報局支部

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気になった記事

急増する「詐欺師アフィリエイター」にご用心！
不況心理につけ込む“稼げる情報商材”の正体

ダイヤモンド・オンラインの記事です。
ビジネス系の記事ですね。
記事がいつまで残っているかわからないので、
簡単に纏めると、

・情報商材という、誰でもノウハウをまとめて販売が出来る電子ブックみたいなのがある。
・結構高い(5万とか月会費5000円とかも普通にある)
・『稼ぎ系』と言われる、お金稼げる方法論チックな売り文句の作品も多い
・詐欺まがいのものも多い
・アフィリエイター(ブログなどで広告を載せるアフィリエイトをやる人)の中には、詐欺作品も
　良いよ～と言いまくって紹介する人がいる

私も情報商材に手を出したことあります。
ちなみに、先に書いておきますが、今日は情報商材を押したり、
買うなといったりする内容ではなく、きちんと創作に活かすところまで
書くので、ここで逃げないでね(笑)
私の場合は、情報商材6つぐらいかな？
このことに関しては、この記事の終わり、続きはあとがきででも
書こうと思いますが。

さて、この情報商材。
同人と似ている部分もあります。

■誰でも出せる
■クオリティが分かりにくい
■アフィリエイトが出来る

以上の2点。非常に似ていると思いませんか？
こぎつけじゃん！
と言われてしまうかもしれませんがw
三つ同じなのって、後は素人音楽ぐらいじゃないかな。

この情報商材、色々と勉強になる部分がたくさんあります。
買えという訳ではありませんが、『情報商材』で検索かけてください。
そうすると、2～3番目ぐらいに、販売サイトが出てきます。

この中で、何でもいいので、『人気の高い情報商材』の販売コーナーを見てみましょう。
あくまでも見るだけですよ。『買え』までは言いません。流し見で構いません。

同人の紹介文と比べてわかるかもしれませんが、非常に細かく、
人間の心理を突く言葉も多いと思います。

例えば、『○万円稼げます』

＊数字を入れることによって、説得力が増す。

『期間限定値下げ』『販売停止まであと○分』

＊時間制限を設けることで判断を急がせる、『限定』に弱い心理を付く。

こんなテクニックもあります。
また、全体的に食いつきそうな部分だけ軽く書かれていたり、
どんな内容で、どういう構成になっているのかまで書かれているものもあります。

同人も情報商材も、『買うのは人間』
『人間』には、やはり弱い言葉や知りたい部分などがあるのです。

創作サイトをやっている方の中には、
『同人とかで売りたいけど、思うように売上が伸びない』
なんて人もいると思います。
また、初めは作品などが売れないこともあると思います。

そんな時、
『自分のクオリティが低いから？』
と感じるのは、早いかもしれません。

皆さんは、販売文章を頑張っていますか？
以下のような、こんな文章を見たことがありませんか？

1.『頑張って書きました』
2.『微妙かもしれませんが……』
3.『教師の学生のエッチです』

まず1番。
あなたは『日頃メーカーの人が頑張って作りましたー！』
なんてのをウリにした作品を買いたいと思いますか？

2番。
お金を出してまで、不安な作品を買いたいと思いますか？

3番。
エッチって、いろいろあるよね。
福袋で考えるとわかりますが
『服の福袋です』と
『1万円相当の男性用ジーンズと革ジャンの入ってます。XLサイズの○○メーカーの福袋です』
と書かれていたらどちらを買いますか？
普通は後者ですよね。

同人作品を売る際に、購入者の方がチェックすることは
■紹介文(どんな内容なのか、カップリングはなんなのか)
■サンプル・体験版(実際に紹介文が正しいのか、自分に合っているか)
■クチコミ(レビュー・掲示板などの評価)
■サークルの知名度
■価格

こんなものでしょう。
紹介文、しっかりと書いていますか？
紹介文は、購入者だけではありません。
販売をお手伝いしてくれる『アフィリエイター』さんの紹介記事書きにも役立ちます。

言葉が悪いかもしれませんが、同人作家の方は、作品を完成した時点で終わるのではなく、
販売文章の推敲も、きちんとしましょう。

自分の頑張った部分や、気に入っている部分ではなく、
『購入者ならどんな部分がみたいのか』
『どんな文章なら、自分が買いたいと思うのか』
『きちんと作品の内容は伝わり切れているか』

上記を意識するだけで、文章が変わってきます。

同人作品のレビューサイトを作っている方もそうです。
『自分がこの作品を買うときに、何か躊躇わなかったか』
『この作品の長所・短所はなんなのか』
『作品のどの部分が伝えきれていないのか』

この辺を紹介すると、きちんと購入者と同人作品が
きちんとマッチするし、双方の売上も、満足度も上がります。

まとめると

・有償配布の場合は作品完成で満足せず、販売ページ(紹介文・体験版)まで頑張って作成
・販売ページを見て、本当に買いたいと思うか、不安に思うことは無いのか
・作品レビューする人は、販売ページで不安に思っていることを、紹介しきれているか

同人の場合は、ある一定のクオリティがあると信じるからこそ、
成り立っている商売だと思います。
(商売というと、少し嫌な感じに聞こえるかもしれませんが)

ある意味、日本人らしい相手を信用する心があるからこそ、同人は成り立っています。
信用や信頼を崩さないためにも、一つ一つ書くと同時に、
『時には正直に』書くことも大切です。

信頼や信用は、詐欺作品ほど、大きなお金に直結はしません。
ですが、長期的な視点で立てば、プラスになります。
作品販売の時、文章見直すだけで、よりよい結果に変化するかもしれませんよ。

あんまり文章得意じゃない人は、売れている作品やサークルさんの
ページを参考にするのも一つの手です。
同人じゃなくても、スーパーとかで売っているキャッチコピーなんかも
勉強になります。

情報商材が色々と話題になっていますが、
同人作品に関しても、このような問題にならないように、祈っております。

-あとがき-

ちなみに私は、情報商材。
計3万ぐらいは使っちゃっているのですが、
うち2ぐらいは普通に良かった奴ですし、
2つは『稼げるかもしれないけど、コレは私の信念に反する方法だ』
そんな感じで、使っていないだけだし、
2つは……ね、いわゆる詐欺っぽい感じだったりしたのですが。

ちなみに、私の場合、ちょうど始めた頃に無料の情報系ノウハウが良すぎたので、
ラッキーですし、結局は1つぐらいは学べるし、詐欺にあったら会ったで
『こういうの潰すために、頑張ってやるー！』
と思うプラス思考馬鹿なので、怒ったりしましたが、
先日たまたま大学の後輩とアフィリエイトについて語り合ったことがあるのですが、
後輩は稼げなかったそうです(笑)
世の中、詐欺とか無くなって、みんな幸せな世界になればいいですね。
無理だろうけどw